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上海 旧正月の花火
北京・西安と旅行をしてきて思ったのは、あまり旧正月らしさを感じなかったということ。旧正月といったら花火にバクチクという印象だったのだけど、遠くでバーンっとなったねぇーっていうくらいの爆音をたまーに聞くだけだったんです。ホテルが住宅地からはなれていたのかもしれないけれど、西安では1回夜に花火をあげている人をみかけたけれど、そんなに派手にみんながとういものではなかったです。
が、上海に来ていよいよ派手な旧正月を経験することができました。
ホテルに夜8時頃もどると、すでにホテルの周りでは花火をうちあげている人がたくさんいました。中にはバクチクを歩きながら投げる人もいて、スーパーに買い物に行こうとしていた私の隣で、急にバクチクが爆発してとっても驚きました。気を抜いて歩いていると危険だわ。
私がお風呂をでた10時頃には花火大会さながらの花火が、ホテルの窓からも6箇所ほどで見ることができました。すごいなぁーとしばらく見ていたのですが、1箇所終わると他でもまた始まり、といったふうになかなか途切れることがありません。翌日は朝5:30起きだったので、11時過ぎには寝ることにしたのですが、これがどんどん花火が騒がしくてなかなか寝られません。「バチバチバチバチバチ」とあまりに激しい音がして笑い出してしまい、気になってとうとう11時30分頃に窓の外をみると、花火大会さながらの花火が十数か所で打ちあがっています。窓から見えるのでこれだけですから、見えない横や裏や、建物より下の花火を考えるといったい何箇所でうちあがっているのか・・・。「うわっ なんだこれっ 」と驚いて花火をみていると、ホテル近くのマンションの窓6箇所くらいから一斉に「バチバチバチバチ」と乾いた爆音が。。。連発のバクチクです。この時期、火事って一番多いんですってよ。音はすれども花火はみえないというホテルの隣や裏でも打ち上げられていて、本当に火事になるんじゃ・・・と少々心配してしまいました。
あまりに壮観な花火だったのでしばらく見ていると遠くの方からだんだんと「もや」がかかってきて、とうとう裏のマンションがやっとみえるほどにあたりはモヤで白くなってしまったんです。これって、花火をこれだけ打ち上げてるから、雨が降るんじゃ・・・なんておもいましたね。
「もや」のため、あまり花火が見えなくなったのでベッドにもどり、耳だけで花火を楽しんでおりましたが、やはり一番のピークは0時前後でしたね。0:10頃にはひと段落つきまして、花火もせいぜい6箇所ほどになったのでしょうか、やっと寝ることができました。でも、持ち回り制なのかしらと思うほど、朝まで花火はどこかしらで上がってます。
いやー、最後の最後にこれだけ派手な花火を経験できてよかったです。旧正月でお店が開いていなかったりはしたのですが、この花火を経験できただけで帳消しになりますわ。
上海 旧正月の花火_a0005828_022182.jpg

by pocoli | 2005-02-28 23:59 | 旅のおもひで
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