カテゴリ:美術展など( 51 )
受胎告知ってきた
3/20から上野の東京国立博物館で開催されている、「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像」に行ってまいりました。
3/20は初日なので混むだろう、3/21は休日だから混むだろ、3/22は意外と穴場?と思いこの日に設定。
ウフィッツィ美術館の『受胎告知』がよびものになってます。というか、これしかないと言っても過言ではないような・・・。
わりと早めの時間に行ったのだけど10分待ち。
暗い本館特別5室に「受胎告知」が1つだけ展示され、暖色のライトがあたっている。それを立ち止まらずに順番に見て行くという状態。別に前にかぶりつかなくてもいいので、私はとっとと前へと歩いて行き、2列目あたりから鑑賞。でも、あの展示だと最前列でかぶりついて見ても、上部の細かい天使の羽の描き込みとか見えないんじゃないかな?
わたしゃ暗いと視力が一段と低下するから困るのよぉ~。
その後、第2会場になる平成館特別展示室へ。ここはダ・ヴィンチの発明などを紹介してましたね。私には難しいし、混んでるから待つのが嫌でほぼ素通り。
「『受胎告知』が日本で見られるのはありがたい。しかし、この時期観光でウフィッツィ美術館に行った人は気の毒だなぁ。旅行を計画する時はこういうことも気をつけないと・・・。」などと的外れなことを考えながら帰宅。
あぁ、私にはもう感動する心がないらしぃ・・・。
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by pocoli | 2007-03-22 02:06 | 美術展など
「ルオーとローランサン展」へ
音楽/1441
a0025910_1037248.jpg松下電工汐留ミュージアムで開催されているルオーとローランサン展に行ってまいりました。今年はマリー・ローランサンの没後50年ということで、それでこの展覧会の企画があったよです。
マリー・ローランサンの絵を、ローランサンの人生と照らし合わせて見てみたいと思っていたので、ちょうど良かったんです。昨年7/26に「絵のなかのふたり」にも書いたのですが、ブリジストン美術館でローランサンの絵を見て、そこに書かれていた説明を読んで、ローランサンの生涯にものすごく興味を持ったのです。
男鹿・表紙1924
a0025910_1518759.jpgマリー・ローランサン(1883-1956)の生涯をちょっとご紹介。
1883年に母・ポリーヌは未婚でマリーを出産。父はソム県ペロンヌの代議士だが認知されていない。1904年、画塾アカデミー・アンベールに入り本格的に絵画の勉強をし、そこでジョルジュ・ブラックと出会う。1906年、ブラックの紹介でモンマルトルの集合アトリエ「洗濯船」の常連となり「洗濯船のミューズ(女神)」と言われるようになり、男性たちをとりこにする。ピカソやマチス、ルソー、マックス・ヤコブらと出会う。最初の恋人、小説家アンリー・ホエール・ロシェはマリーの絵を画商に売り込み、うれなければ自分が購入していた。1907年、ピカソの紹介で詩人ギョーム・アポリネールと恋に落ちる。アポリエールはマリーに詩的霊感を与え、また多くの人を紹介し画壇のプリンセスへと押し上げていった。アポリネールは自身は浮気をくりかえすものの、マリーの自由は認めず束縛し、2人の間に亀裂が生じる。アポリネールがルーブル美術館で起きた「モナ・リザ」盗難事件の共犯容疑で逮捕される。疑いは晴れたが、その後アポリネールがますますマリーを束縛し1912年にアポリネールと別れる。1913年、母・ポリーヌ死去。アポリネールとの亀裂、母の死と孤独にさいなまれている中、ドイツ名門貴族で画家のオットー・クリスティアン・フォン・ヴェッチェンと出会う。1914年、ヴェッチェンと結婚したが、第一次世界大戦勃発。スペインへ亡命。その後5年間はスペイン政府にスパイ容疑をかけられ監視下におかれながらの亡命生活。夫はは粗野で数多くの愛人をつくり家を空けることが多い。結婚生活は実質三ヶ月ほど。マリーは次第に神経が衰弱していく。ピカソが相手かまわず「スペインに行ってから才能が衰えた」と吹聴しているというのを耳にし、マリーは一層傷つく。パリに住む人気デザイナー・ポール・ポワレの妹・ニコル・グレーが失意の慰めであった。この交流がマリーに同性愛を目覚めさせた。ニコルがパリに戻ると前より増して孤独感にさいなまれ、寂しさを紛らわせる為に愛人達とつかの間の恋をする。かつての恋人、フランス将校として戦地にいるアポリネールのことも頭からはなれずにいた。そんな中、アポリネールの結婚を知り、衝撃を受ける。アポリネールは生涯独身であると勝手に思い込んでいたのである。そして、アポリネールが戦地で負傷し危篤の知らせ。酒に溺れ働かず財産を食い潰す夫、マリーは絵を売って生活費にあてるが、経済的に行き詰っていく。ニコルも戦争から夫が戻ると子供をもうけ、マリーを拒むようになる。パリに戻りたいという想いが高まり、1921年フランス永住許可を得てパリへ。個展を成功させ再び画壇に返り咲く。1922年ヴェッチェンと離婚。1923年に肖像画を描き始める。作品も憂いがなくなり華やかさを増し、マリーに肖像画をかいてもらうことが社交界での流行となる。ジャンコクトー台本の「牡鹿」舞台装置と衣装をも担当。また、画壇の中心として華やいだ時間が過ぎる。しかし、次第にマリーの絵も時代遅れとみなされる時がきて、忘れ去られるようになってくる。老いから女の魅力も失われてくる。家政婦でかつ愛人であった21歳年下のシュザンヌ・モローは嫉妬心からマリーを束縛。友人や他の愛人をマリーから遠ざけさせた。捨てられることを恐れたマリーは言われるまま。1954年には彼女を養女にむかえる。そして、1956年、72歳の時に心臓発作で死去。寂しい最後であった。

ローランサンの人生と絵画を照らしあわせてみると、心のうちが少し見えてくる気がしました。

ローランサンとルオー
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by pocoli | 2006-07-01 17:23 | 美術展など
ポンペイの輝き展に
a0025910_17435052.jpg先日、渋谷Bunkamuraで開催されている『ポンペイの輝き展』に行って参りました。
被災者の石膏が展示されていて、なんだかとても悲しかったです。
家族と思われる大人と子供の型。子供の石膏をみて、『小さいなァ。2歳くらいかなぁ。姪っ子と同じくらいの大きさだなァ。』なんて思うと、いたたまれない気分でした。

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キヅタの葉の首飾り
この首飾りが一番豪華なものだったんだけど、キレイだったなァ~。長い首飾りは肩から腰に斜めがけするみたいなのよねぇ。絶対肩こるよねぇ~。ポンペイは財産がある人ほど避難していなかったようなことを聞いたことがあります。火砕流の存在を知っていれば、家が・・・財産が・・・なんて言ってられなかっただろうに。
こういう展覧会をみると、人生で何が大切なのかというのを考えさせられてしまいます。今現在、物欲にはしってしまう自分へのむなしさ・・・。同じ立場になった時、自分はどう判断できるのか。しばらく考えてみることにします・・・。でも、物欲は抑えられないかな・・・。私はおろかだ・・・


他には・・・
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by pocoli | 2006-06-23 11:29 | 美術展など
混雑する藤田嗣治展に行きましたよ
a0025910_17541186.jpgカフェにて
 1949-63年


藤田嗣治展が5/21まで東京近代美術館で開催されておりました。5/19(金)18:30頃から鑑賞してきたのだけれど、チケット買うのにも並びましたし、入場するのも並ばされましたわ。だから19時過ぎに入場できたんじゃないでしょうか。入ってからも混雑。遠く人の隙間から覗く感じで鑑賞しておりました。絵の下部なんかがみえないものもありましたわ。
この展覧会は藤田嗣治氏の生誕120周年を記念してのもの。あちらこちらのテレビ番組でとりあげられていたのもあって、興味をもたれた方が多かったのではないでしょうか。私もその1人。藤田嗣治さんのことはあまり知らなかったのですが、ある番組を見て興味を持ちました。
会場に入ってはじめの方に展示されている人物画が、面長なひょろぉ~っとした絵だったためおもわず『はじめ人間ゴン ギャートルズちっくだっ!』と思っちゃいましたわ。やはり右上の絵が藤田氏のイメージだったので、ギャートルズに出会うとは思いもしなかった。
私が気になったのは子供の絵。頭が大きくオデコが広くてブライスのお人形みたいで、ちょっと不気味な印象があるんですけど、なんだか惹かれます。肌の色も白いし、子供っぽくないところがまたいいのかなぁ。日本にいたらあぁいう子供の絵はかけてないですよねぇ。
宗教画も独特で好き。平面的だけど、顔なんかがリアルなんですよね。
もっと空いてる時にゆっくり見たかったです。。。

その他の絵
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by pocoli | 2006-05-21 17:58 | 美術展など
プラド美術館展へ行ってきました
a0025910_1584053.jpg私のGWの過ごし方というと、例年美術展めぐりでございます。
今回は東京都美術館で6/30まで開催されている「プラド美術館展」へ。プラド美術館は行ったことあるのですが、あまりに昔のことですっかり忘れております。
うっかりメガネもコンタクトも忘れちゃった私は、ボケボケの目で鑑賞。混んでいるので近づけない、でも、目がわるいから解説読めないわ、絵もはっきり見えないわ。大失敗です。しかしながら、プラド美術館展はさすがにすばらしい絵ばかりでした。
今回、ティツィアーノの「アモールと音楽にくつろぐヴィーナス(ヴィーナスとオルガン奏者)」1555頃が目玉作品のようです。でも、私はムリーリョがよかったわぁ。
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ムリーリョ「貝殻の子供たち」1670-75頃
イエスとヨハネ、そして後ろの天使たちがぷくぷくして可愛い。
a0025910_15473387.jpgムリーリョの「無原罪の御宿り」も展示されていたのですが、数年前にも来ていたような・・・と思ったのですが、それは違うムリーリョの「無原罪の御宿り」でした。ムリーリョって「無原罪の御宿り」を何枚も書かれているのね。このマリア様も顔がかわいい少女っていう感じです。マリアをあらわす、青マント、白百合、月も描かれております。






他に印象的だった絵はマーソ「王妃マルガリータ・デ・アウストリア」

a0025910_1629486.jpg父であるスペイン王フェリペ4世がなくなり、喪に服しているマルガリータ。この時14歳だそうです。マルガリータといったらベラスケスの小さい頃の絵しか記憶になかったので、この成長したマルガリータの絵は印象的でした。美しく、悲しげ。マルガリータは22歳前で亡くなっているので、成長してからの絵も少ないのかな。この絵の背景に時計が描かれているんですが、それは時の流れを象徴しているとか・・・。

もう一度、メガネかコンタクトをして観にいきたい美術展です。


その他の絵画・・・
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by pocoli | 2006-05-07 16:32 | 美術展など
ナスカ展へ行ってきました
a0025910_148646.jpgつい最近、新しいナスカ の地上絵の発見が発表されたばかりですが、タイムリーにも6/18まで国立科学博物館で「世界遺産 ナスカ展」が開催されております。
ナスカ展って、地上絵の写真展なのかしら・・・なんて思っていたのですが、土器やミイラなどの展示があるときいて、ちょっと気になって行ってまいりました。
GWに行ったら親子連れが多いこと多いこと。それも小学生くらいの子供連れ。そういえば、小学校の頃って土器とか興味があったっけねぇ。チケット売り場も長蛇の列。私は先に買っていたので並ばなくてすんだんだけど、それでも入場は10分待ちでした。
会場内も人が多くてあまりじっくりみられなかったなぁ。
ナスカの土器は人の形や動物の形、彩色もされているのでみていて楽しい。
ミイラも黒目が残っている子供のミイラが展示されていて驚いちゃいました。あと、「頭部外科手術跡のある頭蓋」と「頭蓋変形」させた頭蓋骨なんかがあってビックリ。一番衝撃だったのは首級(トロフィー)。ナスカでは戦士が敵の首を狩り、その頭に紐を通してお守りの様にして身に着けていたんですって。頭にはパワーがあると信じられていたようですよ。ふとギリシャ神話のメデューサを思い出しちゃいましたわ。
親子連れが多く、あまりちゃんと観れなかったので金曜日の会社帰りに行けばよかったと後悔した展示会でございました。金曜日は20時閉館なのよね・・・。
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by pocoli | 2006-05-03 14:24 | 美術展など
「ナポレオンとヴェルサイユ展」に行ってきました
a0025910_1335969.jpg東京江戸博物館で開催されている「皇帝戴冠200年記念 ヴェルサイユ宮殿美術館所蔵 ナポレオンと ヴェルサイユ展」に行ってまいりました。
ナポレオンは1804年12月2日、パリのノートルダム大聖堂で皇帝戴冠式を行い、戴冠200周年を記念しての美術展なのだそうです。200年はちょいとすぎちゃいましたね。
a0025910_11194498.jpg右上画像のヴェルサイユ宮殿の「皇妃の間」や左画像のグラン・トリアノン「午餐の間」などが再現されていて、ちょっとワクワクしちゃいましたわ。
ナポレオンといえば悪妻で名高いジョゼフィーヌが妻であることは知っていたのですが、離婚していたんですねっ!そして、マリア・ルイーズと再婚。この美術展で知りましたわ。ナポレオンの私生活が気になって調べてみましたわよ。それは最後に別ページに簡単に記載しておきましょう。
美術展はナポレオンの生涯を絵画などで紹介しているのですが、私はナポレオンの家族に興味をもつ美術展となりました。
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ナポレオンの妻と愛人
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by pocoli | 2006-05-02 12:32 | 美術展など
パリを愛した画家たち展に行ってまいりました。
a0025910_17412443.jpg3/12にお財布の中にたまったレシートなんぞを整理しておりましたら、何やらチケットがでてまいりました。3/14まで東京駅の大丸ミュージアムで開催の『パリを愛した画家たち』展のチケットが2枚!3/13に慌てて会社帰りに行ってまいりましたわ。だって、3/14最終日は入場が17時まで。会社帰りには間に合いません。。。
早くにチケットを入手していて、すっかり忘れちゃってました(汗) イケナイ、イケナイ。
エコールド・パリの絵画展なわけですが、色んな画家さんの絵が展示されてます。日本人画家も多かった。
a0025910_1412913.jpg↑マルク・シャガール『母と子』

←マリー・ローランサン『楽器を奏でる従者と女性』

ローランサンの絵は後ろに立っている女性がグレイッシュで、暗く薄い印象があり、とても気になったわ。作者の人生と重ね合わせて不安とかが描かれているのかな?なんて考えておりました。

他に気になった絵はキスリングの『ミモザ』。画像がみつからなかったので残念ですが、とてもキレイで部屋に飾りたいなって思う1枚。女性の肖像画もあったんですが目を惹く絵でして、キスリングにすごく興味を持ってしまいました。
他の画家で気になった絵もあったのですが、メモってなくて名前忘れちゃいました。『ベネチア サンマルコ』という絵は、サンマルコ寺院を絵の具代が相当かかっているよね、というくらい厚塗りで、でもその厚塗りが寺院の石造りの雰囲気を伝えているなと思ったんですよね。
他県でも開催されるようなので、気になった方は是非ご覧下さいませ。


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by pocoli | 2006-03-15 15:47 | 美術展など
お花がいっぱい届いていた「わたせせいぞうの世界展」
a0025910_23281712.jpg東京大丸の12Fにある大丸ミュージアムで開催されている「わたせせいぞうの世界展」に行ってまいりました。
エレベーターで12Fを降りて会場に向かうとお花の香りが♪贈られてきたたくさんのお花が飾られているんですよ。こんなにお花が届いている展覧会は初めてかも。
さて、会場に入って原画を見ましたが、原画って本当に色がキレイですね。
わたせせいぞうさんの名前は知っていました。もちろん絵もあちらこちらで見かけていました。a0025910_0185046.gif代表作の『ハートカクテル』は名前は知っていたけれど読んだことがなかったんですよね。『ハートカクテル』の原画も展示されていたので、内容も読んでいたら・・・いけません、あれ、涙ぐんじゃいました。ちょっと心にグッとくるものがありますよね。全部しっかり内容を読みながら鑑賞したかったんですが、泣き出したらいけないので途中からは内容は読まないことに・・・泣きながら鑑賞してる人って、観たことないものね・・・(汗)
最初に展示されているのは最新刊の大人の絵本『Heart Cocktail eleven』の原画たち。これもおしゃれでちょっと切なくて・・・絵本欲しくなっちゃいました。
24日まで開催されていますので、少しでも興味のある方はお勧めします。
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by pocoli | 2006-01-19 00:23 | 美術展など
キアロスクーロ みてきました
a0025910_16553757.jpg懸賞で当てたチケットを握り締め、上野・国立西洋美術館で12/11まで開催中の「キアロスクーロ」に先日、行ってまいりました。
金曜日の夕方に行ったのですが、ちょうどギャラリートーク中でした。ちょこっとついてまわっておりましたわ。
キアロスクーロというのは明と暗のことで、絵画でも光と影を用いて絵画を立体的に描いているものです。ジョルジュ・ド・ラ・トゥールなども明暗法を用いた画家ですが、今回見たのは木版画のキアロスクーロです。海外の本の挿絵とかで見かける絵ですわ。
ウーゴ・ダ・カルピ《ディオゲネス》

数段階に分けて絵を重ねて完成させているのですが、とっても立体的な絵に仕上がっているので驚きました。数段階といっても4段階ほどなのですよ。絵って、こういう陰影だけでもずいぶんと立体的に奥行きがでるんだなぁと改めて感動しちゃいました。人物も躍動的だし。スゴイ、スゴイ。
この展覧会の最後に3種類のスタンプが置いてあって、キアロスクーロ版画の雰囲気が味わえるものがあったんです。さっそく私もチャレンジッ!がっ、スタンプする位置を毎回ちゃんと確認してなかった私は、あまり上手にキアロスクーロを完成することが出来ず・・・涙
この展覧会はちょっと地味だからかすいておりました。のんびりするにはいいかもですよ。
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by pocoli | 2005-11-05 17:04 | 美術展など