第3日目はエカテリーナ宮殿へ。ピョートル大帝の2番目の妻・エカテリーナ1世の名前に由来します。郊外のツァールスコエ・セロー(皇帝の村)というところにあり、そこに向かうまでの道はロシアの風景画でみかけるような北国の風景。北海道に似てるかな?雪が積もっていたらもっとロシア気分満喫できただろうなぁなんて思いました。
エカテリーナ宮殿は「夏の宮殿」。戦争で壊滅的なダメージを受け土台しか残らず、この宮殿は復元されたものです。白と青と金の装飾の建物。金色の葱坊主がついた尖塔は教会ですが公開されておりません。復元できてないのかしら? 入館料は400ルーブル(約1600円)。エカテリーナ宮殿は無料で写真撮影できますが、『琥珀の間』は撮影禁止になっていました。 宮殿内に入るときは靴の上にカバーをつけて入らされます。白い綺麗な階段には古伊万里らしき壷と大皿が飾られていて、東と西に上ることができます。地震が起きたら大変なんじゃないだろうか。。。 東側の階段を上りきった窓のそばに『目覚めるキューピット』が置かれています。反対の陽が沈む西の窓に置かれているのは『まどろむキューピット』。こういう彫刻で東西をあらわす感覚って素敵ですよね。 大広間に行くと鏡でできたニセ窓や、白い壁に金の装飾がベルサイユ宮殿の鏡の間を思い出させます。はぁ~、優雅だわぁ。床は見事な寄木細工。エルミタージュもそうでしたが、寄木の床が当時は人気だったんですねぇ。井上靖の『おろしや国酔夢譚』で映画にもなった大黒屋光太夫は、日本への帰国を願い出るため、エカテリーナ2世に謁見したのがこのエカテリーナ宮殿。どの部屋で謁見したのかは知らないですがこういうところだったのかしら? やはり寒い地というだけあって、大きな陶器の暖炉がありました。陶器の暖炉って珍しくないですか?贅沢ですよねぇ。 エカテリーナ宮殿は広いはずなのに、公開されている箇所が少ないなぁと感じました。おそらくすべて復元できていないせいだと思いますが。前日エルミタージュをみていたから余計にそうかんじるのかも。琥珀の間はテレビで見ていて広いイメージでを持っていましたが、部屋自体はこじんまりとしてました。テレビって3割り増しで映るっていいますものね。しかし、一面琥珀が貼り付けられているのはやはり見事でしたわ。 騎士の食堂 白の食堂 赤い付け柱の部屋 緑の付け柱の部屋 緑の食堂 琥珀の間
by pocoli
| 2004-11-12 23:26
| 旅のおもひで
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