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京橋 歴史探訪①
以前職場があったのでよくうろついていた京橋。2月いっぱいで移転してしまったので、それを記念して(なぜだぁ?)ちょっと歴史探訪してみました。
京橋の名前の由来は、「京から下ってきた業者がこの付近で遊女屋を営んでいたから」、「日本橋から東海道を京都へ行く時に通る橋であるから」等といわれているらしいですが、京都に行く時に通る橋なんていったら、たくさんあるだろうになんて思ってしまいます。
『京橋 親柱』
日本橋同様、京橋の上も今は高速道路が通っています。しかし日本橋と違うのは京橋川が埋め立てられ、橋も撤去されてしまっていること。知らなかったらここに橋があったことも川があったこともわかりませんよね。今は高速道路の下になっていますが、以前橋があった場所に『親柱』があります。北詰東側と南詰西側にある親柱は1875年(明治8年)当時の石造で擬宝珠の形です。なんでも江戸中期、この擬宝珠に縄を結んで願うと咳止めに効くといわれたそうです。
南詰東側の柱は、1922年(大正11年)に架けられたときのもので、道の向こう側にある交番はこの親柱と同じ形にしているんですよ。
        北詰東側親柱        南詰西側親柱
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        南詰東側親柱           交番

京橋 歴史探訪①_a0025910_0564149.jpg『煉瓦とガス燈』
この記念碑は南詰東側親柱の隣にあります。1872年(明治5年)に銀座大火によって銀座が全焼してしまった。再建にあたり、不燃性建築をすすめるため煉瓦を採用。床の煉瓦は当時使用されていたもので、当時のままの「フランス積み」で再現。ガス燈の燈柱は明治7年の実物を使用しています。

by pocoli | 2005-05-29 23:14 | 東京歴史探訪
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