この旅、初めて天気が悪かった日。朝から雨や雪がぱらついていました。だから寒い、寒い。
ブダペストはドナウ川を挟んで西側がブダ地区、東側がペスト地区になります。 ブダペストのくさり橋を車窓から。 まず最初に向かったのはドナウ川西側のブダ地区にあるマーチャーシュ教会、漁夫の砦。画像左に写っているのがマーチャーシュ教会。奥に写っているのが漁夫の砦。銅像は聖イシュトバーン騎馬像です。バスを降りて観光する頃には雪もやんでラッキーです。でも、やっぱり寒い。。。 マーチャーシュ教会はオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフのハンガリー国王としての戴冠式が行われた場所。エリザベート皇妃の戴冠も行われ、リスト本人が指揮をしたという逸話が残っているんです。内部の見学はさせてもらえなかったんですよねぇ。させてくれたらいいのにねぇ。 この教会の屋根はジョルナイ社が手がけたカラフルなモザイクでも有名です。雪でちょっと白っぽく見えますが、キレイでしたわぁ。 本来、この教会の前には三位一体の像があるのですが、残念ながら補修のためにとりはずされてました。ガイドブックでみると大きい像なのに取り外して持っていくのねぇ。 近くにある聖イシュトバーン騎馬像。ハンガリーの初代国王とのこと。台座にはイシュトバーンの生涯が描かれているんです。ハンガリーが生き残るためにはキリスト教国でなければあらぬと布教して人々を改宗させたんですって。 マーチャーシュ教会の東側にドナウ川に面してつくられた砦が漁夫の砦。名前の由来はかつてここに漁師組合があって王宮の市場を守っていたからとか。 ここからドナウ川の対岸にペスト地区が望めます。 下から漁夫の砦を。ロマネスク様式とゴシック様式をあわせもつ回廊。ハンガリー的なとんがり屋根を持つ塔が7つあり、マジャル人の祖先であるフィン・ウゴル語族の名前がついているそうです。 その後、ゲッレールト温泉へ。この日は寒かったから良かったかも。プール付き温泉なんですが、プールの水温はやはり低くて、ちょっと入ってすぐに温泉へ。日本の温泉の様に温度が高くないので、長く入っていられます。水着着用で入れる温泉なので、楽でしたわ。 このゲッレールト温泉はアールヌーボー建築で有名な温泉。ロビーなどとてもキレイでした。ホテルにもなっているんですって。宿泊客は温泉を無料で利用できるんだとか。う~ん、ここに泊まりたかったなぁ。 その後はドナウベントへ。ドナウベントとはドナウ川がハンガリーに入ると大きく弧を描く一帯のこと。最初にハンガリー建国の地・エステルゴムへ。ここにはハンガリー最大の大聖堂があります。ここは今回の旅で一番寒かったですわ。木々に霜がついてる。 この大聖堂からドナウ川と対岸にはスロヴァキアが望めます。 ハンガリーにおけるカトリックの総本山だけあってパイプオルガンも立派です。こういうところで感動しちゃうんですよねぇ。エステゴムから次の地へ移動中、こうのとりの巣をみかけました。珍しいと思って写真にと思ったのに、動いている車窓からだからブレブレ(涙) 次の地はセンテンドレ。すっかり陽も落ちて暗いですわ。とっても小さな異国情緒のある街です。お店もちょこちょこあって楽しかった。ここでヘレンドのお店がありまして、お買い物しちゃいましたわ。 「丘の上の教会」というのがあり、そこまでのぼり、広場から街を一望。こじんまりした街だわぁ。私、この街好きですわ。 クリスマスのお菓子などが売られていたお店のショーウィンドウ。マジパンでかわいいお菓子が作られておりました。日持ちがするというので、買って帰ってまいりました。 さて、ドナウ川クルーズのためにブダペストまで戻らねば。
by pocoli
| 2005-12-25 00:57
| 旅のおもひで
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